興味を持つものだけに興味を持つ暮らし

とある企業に勤める坊主

終わりの始まり part1

この物語はフィクションです。実在の人物、団体名等とは関係ありません。

この物語ではスクラム開発をしていたチームがあることをきっかけにスクラムを中断し、関係者と対話しスクラムを再開するまでのできごとを書きます。

私の名前は佐々木、好きな食べ物は唐揚げです。私のチームはスクラムをしています。スクラムアジャイル開発手法の1つです。様々な会社で採用されている開発手法、それがスクラムです。スクラムには3つの役割が定義されています。プロダクトオーナー、開発チーム、スクラムマスターの3つです。私の役割はスクラムマスターです。

早いもので私はスクラムマスターの役割で会社で活動し始めて約3年経過しました。

​​プロローグ

​​現場ではbitbucketとJiraというツールを使って開発をしています。bitbucketはソースコードが格納されるプラットフォームです。Jiraはバックログを管理するツールです。私のいる会社では全社的にツールの見直しが推進されている。そんな中、スプリントレビューの場でbitbucketの利用を中止しにGitHubにすると会社の役員の方から説明がありました。 その時はあまり気に留めていませんでしたが、それが後々起こる騒動の始まりでした。

ツール変更の方針が説明されて​​数日経過した後、入社3年目の百田がGitHubソースコードデータを移しました。ちなみに彼は開発チームの1人で海老反りジャンプが得意です。 GitHubソースコードを移したのは先で説明したとおり、レビュー会でツールをbitbucketからGitHubに移行して欲しいと話があったからです。それからJiraで管理していたバックログはできればGitHubの課題管理の機能を使って欲しいということでした。課題をGitHubに移すのは抵抗はありませんでしたが、1つ懸念がありました。 技術者だけがGitHubを使うことを想定しているのかそうでないのかという点が懸念でした。 役員の方に確認したところ、アカウントを開発側には割り当てる予定で、ビジネス側には割り当てる予定はないとのことでした。

続く

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