興味を持つものだけに興味を持つ暮らし

とある企業に勤める坊主

オフィス学級図書館計画

謎タイトルですね。ただ、名前からある程度を想像できるのではないでしょうか。 オフィス is 会社。学級図書館は学校にあったあれです。タイトルの指す意味は要するに、オフィスを部分的に学級図書館のようにしてしまおうという計画です。ちなみに仲間内で勝手にやっているだけです。

少し前の話になりますけど、うちの会社でSlackが有償プランにアップグレードされました。それまでは各部門やプロジェクト単位で野良なSlackの無償プラン使われていたのですが、それらが有償プランのワークスペースに統合されました。 統合後のSlackのチャンネルには#reading_booksなるチャンネルが存在します。チャンネルの説明にはこのように書いています。"読んだ技術書などの感想をカジュアルに会話するチャネルです。本に限らず、スライド、ブログ記事などの投稿もありです。" つまり、本やブログに関わる会話をするチャンネルです。そのチャンネルである日、次のようなやりとりが生まれました。

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A:せっかくなので、新しく入った書籍がわかるようにブックスタンドを100均で買ってきました。 Team Geekが最新入荷のようなのでそれを展示してみてます。どうでしょ?ご感想などいただければ幸い。 

B:気が付きました。良いと思います 👍 話若干それますが、簡単に借りれますよの仕組みがみんなに周知されると良いですよね。 以前、Xさんと飲みの席で話したことですが、会社にある本を図書館のように自由に借りれる仕組みがあるといいよねって話題があがりま した。Aさんとか私はたぶん、普通に借りるんでしょうけど、それに抵抗があるひとが自由に借りやすくするようにする(しきいをさげる)なにがしかのしかけがあると良いと思っています。 自由にどんどん借りてねと宣伝するのも一つの解です

C:学級文庫!

B:なつい 図書委員さんが必要 あれいるっけ?

C:小学校時代は、何もなしの自由スタイルで運用してたな。図書係は整理程度の役割

B:学級文庫のやり方はありな気がします。おじさん世代はノスタルジックな気持ちに浸ることもできて一石二鳥

A:あとは書店のPOPみたいに読んだ人の推薦文が欲しいかな、と思っています。

それから数週間後、会社の忘年会があるため、久しぶりにCが東京オフィスにきた。何気ないところから、 Cと本棚の前で雑談していました。本棚トークになり、レイアウトを変更し、レイアウト変更後の写真をアップしました。 その後のやりとりが以下です。

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B:(本をブックスタンドに飾った写真をアップロードする)

A:意外とブックスタンドが100均ショップに売っていないんですよね(ブックエンドは売ってるのですが あとは「オススメPOP」の追加を… 🙂

B:今日は久しぶりに🏢にくるCとDにPOPをたのんだ

C:マジか。紙とかペンとかくれー

D:オフィスきません…ごめんなさい。印刷していただけそうなら清書します…

といったやりとりが発生し、CはOSSの教科書に関するPOPを作成し、Dは汎用的なPOPを作成しました。私が推していた風のテイストでPOPを作ってくれました。そして、お薦め本とPOPが飾られた本棚ができあがりました。

book_stand_with_pop

宣伝

実は来年こんなイベントをやります。すでに大盛況で予定人数に達しています。 けれど宣伝しておきます。補欠で繰り上がりってこともあると思いますので、興味ある方はぜひお申し込みください。

sios.connpass.com

ふんどし - 選び方編

私はふんどし仲間が身近に欲しい。なぜなら、ふんどしの良さを語る機会が欲しいからだ。

壮大になってしまうけれど、可能であれば、次のようになって欲しい。

あるべき姿

  • ふんどしの良さを知るものが沢山いる
  • 世界レベルでふんどしブームが起きる

実はこの記事を書く1週間前に、長文のふんどし記事を書いていたけど、うっかりミスで消えてしまったのです。何を書いていたかは頭のメモリ上に残っていたので、別場所に書き留めてありますが、書き直す気持ちにならないので、その記事を消失した時とは、異なるスタンスで書いていくことにしました。

一度にたくさんを書くのは大変なので小分けにして書いていく作戦です。

越中ふんどし vs 六尺ふんどし

私はふんどしマイスターではないので、ふんどしの知識レベルは低いです。私が知っている範囲で説明します。

越中ふんどし

井手らっきょさん、安田大サーカスの団長さんなどかバラエティ番組で着けているタイプです。こちらが圧倒的に着用が簡単です。

六尺ふんどし

お祭りで男の人が着けているタイプです。越中に比べると着用が難しいです。

どちらが良いの?

私が断然オススメするのは越中ふんどしです。なぜなら、着脱が容易だからです。越中の方が通気性が高いというアドバンテージもあります。

まとめ

ふんどし初心者は迷わず、越中ふんどしを選びましょう。

次回はふんどしの買い方について書く予定です。ご期待ください。

ひとりカラオケと献血ルーム

なんか急にひとりカラオケしたくなったので行ってきた。LUNA SEAを歌いたくて歌い始めてすぐに飽きて手当たり次第色々と曲を入れて歌い続けた。歌う前にフリードリンクとしてウーロン茶を取ったあとは、休憩を入れずにひたすらに歌った。場所はワンカラで時間は2時間。普段からストレスないけど、ストレス発散できた気がする。カラオケのあと献血しようと、献血ルームに行った。窓口で相談したら普段飲んでいる薬がNGで献血できなかった。はたらく細胞のグッズを子供のために手に入れたかったけどダメだった。献血できる状態になるのは少し先になりそう。残念。何事もなければ、1時間くらい待って献血する流れだったぽい。献血ルームを出たあとは本屋で意識高い系の本と技術者を少し目を通してきた。買うまでには至らず。アプリ開発はReactNativeかFlutterが選択としてありそうだけど、普段やっていること考えると前者を選んだ方が後々良さそう。本屋を出たあとは駅前のお蕎麦やさんにかき揚げ蕎麦を食べた。おいしかった

セットリスト

スプリント2

スプリント2が終わった。スプリント1はこれまでの整理されていなかったユーザーストーリー整理するのに時間をを割いたため、かっちりとした計画ではなかった。ストーリーポイントもつけなかったし。

スプリント2は計画をきちんと立てて進めた。トータルで4ポイント獲得できた。スプリント前の完了の定義ではドキュメントは全て完了することにしていた。

ドキュメント翻訳タスクをスプリント内で完了することが諸事情により難しいため、完了の定義を見直した。

その結果、4ポイント獲得した。開発チームいわくそれぞれのストーリーを2ポイントにしたけど、実際にはそれよりも大きいポイントだったらしい。

スクラムイベントのスプリントレビューでは開発チームのデモの見せ方が期待より低かった。

スクラムマスターの私としては開発チームはせっかく良いものを作ったのだから、きちんと見せて説明して、ステークホルダーから良いフィードバックをもらえるようにして欲しかった。

この点はスプリントレビュー後のスプリントレトロスペクティブでふりかえりをしたので次の機会では改善されると思う。

ちなみにスプリント2から開催日が金曜開始に変更された。14時にスプリントレビューがある。15時以降、スプリントレトロスペクティブとスプリントプランニングがある。

スプリントレトロスペクティブは30分。スプリントプランニングはおよそ60分で終わった。プロダクトオーナーがストーリーを優先度の高いものから普段から並べているので、プランニングが円滑に進んだ。

バックログリファイメントはとても大切だと実感した。チーム再編前のときとプランニングの時間はそれほど変わってはいないけど、質が上がったと思う。

リファイメントされているから何を優先して着手するべきか開発チームは明確に分かる。プロダクトオーナーが求めるものを開発チームとプロダクトオーナーで対話して作らなきゃいけないものをクリアにする。

次のスプリントがどうなるか楽しみ。

一人カラオケする

一人カラオケ雑記

唐突だけど、1人カラオケが好きだ。どうしていきなりそんなことを書くかというと、今日一人カラオケに行こうと思ったからだ。 俺に最強の Get Wild を Watson が選んでくれるTwitterのタイムラインやfacebookのタイムラインで流れていたので、やってみたら、自分にあったGetWildがチョイスされる*1。そしてイヤホンを耳に挿入し、曲を聴く。ノリノリになってきたカラオケ行きたくなる。午後予定ががら空きなので、もうこれはひとからにいくっきゃない状態。私は一人カラオケするときはワンカラを利用する。ここは一人カラオケ用に最適化されているので、気持ち良く歌うには最高なのです。入店してからの流れはこんな感じ。とても簡単です。歌うのが好きでまだ行ったことがないひとはぜひ行ってみてください。

次の理由からワンカラをすすめます。

私が思う(ワンカラにおける)1人カラオケの良いところ

  • 好きな曲を好きなだけ歌える
    • 曲途中で停止するのは自由
    • 好きなパートだけ歌って曲停止するのが容易
  • アーティストっぽい気持ちになれる(レコーディングブース風ゆえ)

ホントはこんなしょうもないことを書くつもりはなくて、ワンカラ行く前にセットリストを決めておこうと思っていたのです。で過去、自分が歌ったセットリストを確認していたらワンカラをすすめる記事を書きたくなって書いたのです。今日はセットリストを組まず(そもそもいつも行く前に組まないけど)にワンカラに行くことにします。前半は青春時代に大変お世話になったLUNA SEAの曲を中心に攻めて行きたいと思います。

おわり

*1:Incubation Period" Version [2012/4/25 日本武道館でした

北海道で出会ったやきそば弁当

"北海道の復興支援フェアコーナーに、な、な、何とやきそば弁当(北海道以外では通常売っていない)が置いてありました。たくさん買いました。

やきそば弁当は7月に北海道で士幌町の方たちと酒盛りしながら食べた思い出の品なのです。

士幌町には仲良し会という集まりで赴いたのです。今年度で廃校になる士幌町の小学生とその親、卒業生たちと3泊4日、色々な交流をしたのです(どこかで詳しく今度書きます)。

やきそば弁当は家族で私しか食べていないので、家族に食べてファンになってもらおうと思います。"

と10月末にfacebookに書きました。ちなみにフェアしていたお店はまいばすけっとですをそれの続きを書いてみます。妻に食べてもらいました。スープを絶賛してくれました。やきそば弁当はやきそばとスープとコンビネーションが最&高なのです。

やきそばのインスタントはいくつかありますが、スープ付きは多くないと思います。私はスープ付きの商品はやきそば弁当以外に知りません。

まだあなたがやきそば弁当を食べたことがなければ是非食べてみることをおすすめします。やきそば弁当は北海道限定商品ですが、大手のネットショッピングサイトで手に入れることができます。

 

やきそば弁当 https://www.maruchan.co.jp/products/search/yakisobabento.html

 

モブプロ実践の経緯とその効果

このブログ記事はモブプログラミング Advent Calendar 2018 6日目の記事です。

@tronperidotさんからバトンを受けとりました。それでは張り切って参りましょう。

簡単に自己紹介させてください。お仕事で私は会社でプロダクト開発をしています。役割はスクラムマスターです。マイブームはフロントエンド側の作業です。勢いに任せて人生初のアドベントカレンダーを書くことにしました。 最近、フロントエンド側の作業に魅力を感じ始めた@harashoです。勢いに任せて人生初のアドベントカレンダーを書くことにしました。

モブプログラミングはチームメンバーとの関係性や、プロダクトの置かれている環境に依存する面があるかもしれませんが、やり始めてしまえば、簡単です。じゃあ、やり始めるまでが難しいかといえば、そうでもありません。

私がモブプログラミングを知ってから、実践投入するまでの流れは次のとおりです。

モブプログラミングを実践投入するまでの流れ

  • モブプログラミングの存在を知る
  • モブプログラミングを体験する
  • モブプログラミングを周知する
  • モブプログラミングを導入する

モブプログラミングの存在を知る

私がモブプログラミングの存在を知ったのは、2017年の夏頃だと思います。楽天@TAKAGING22さんのモブプログラミングに関するスライドを見て興味を持ちました。エンジニアとして中途半端な状態で悩んでいたのですが、しばらくしてマイクロソフトの牛尾さんのブログを読んで、中途半端な私でもなんとかなるチャンスかもと思いモブプログラミングをしたい欲が次第に高まっていったのです。

モブプログラミングを体験する

というわけで私は社内にモブプログラミングを持ち込むための知見を得るため、モブプログラミングを体験する場を探しました。その年、私はXP祭りに参加していたのですが、セッションの一つにモブプログラミングのワークショップがありました。これはもう参加するしかないと思い、勢いでワークショップに参加しました。このとき自身は業務ではコードをほどんど書かない状態だったので、不安もありましたが、モブは参加者全員で課題に取り組むのでなんとかなると思って参加しました。当時の感想はここ に書いてあります。

モブプログラミングを周知する

モブプログラミングを体験した後は、社内にそれを導入するだけです。私の観測できる範囲では、2017年はアジャイル界隈ではモブプログラミングがトレンドになっている感じがありました。私は流行ものにはすぐに乗っかりたい性分なので、すぐさま行動です。所属しているスクラムチームはプロダクトオーナーを除いてエンジニアは、当時、20代1名と私を含む30歳以上の4名で構成されていました。アジャイルのプラクティスに精通しているというか私の話に比較的乗ってきてくれるのは20代のエンジニアだったので、そのひとに向けて広報活動をしました。事あるごとに、「モブプログラミングっていいらしいよ」、「楽天でモブプログラミングやっているらしいよ」、「牛尾さんがモブプログラミングを絶賛していたよ」など耳元で囁くように、当時は「モブプログラミング、モブプログラミング」と言ってました。

モブプログラミングを導入する

そして私の広報活動の成果が出るときが来たのです。確か、2017年の冬ごろの出来事です。

1期(2017年冬):開発チーム4名,スクラムマスター1名,プロダクトオーナー1名

プロダクト開発をしている中で新機能としてAPIを作成する場面に遭遇し、どのように作業を進めようかと話あっていました。ペアで作業する?作業分担する?等、どのように開発を進めるかをチームで相談していました。そしたらそのときに20代のエンジニア(Aさん)が、「今回のようなケースでは@harashoさんがたまに言っているモブプログラミングで開発するのがマッチすると思います。」といった趣旨の発言をしたのです。おそらくAさんは手探りで作業するケースではチーム全体で一つの課題に取り組むスタイルの方がマッチするだろうという意味で発言したのだと思います。

結局、そのエンジニアの発言をきっかけにチームはモブプログラミングをしました。だいぶ昔の出来事でかつ私はほとんどモブに加わっていなかったので、当時の記憶はあまりありません。ただ覚えているのは、自動テストのフィードバックが遅い環境(半日)だったのがボトルネックとなり、期待していたよりは成果が出なかったと思います。当時、API開発が終わったあとは、モブプログラミングはやらなくなりました。

2期(2018年4月-2018年5月):開発チーム5名,スクラムマスター1名,プロダクトオーナー1名

1期では挫折した感がありましたが、2期では挫折しない土壌がありました。1期で触っていたプロダクトのアーキテクチャを作り変えるという号令が出たのです。具体的にはサーバーレスアーキテクチャに変更するというものです。アーキテクチャ変更で開発言語はPythonからTypeScriptに代わり、AWS EC2主体だったものがAWS Lambda、AWS Step Functionsに変わりました。このプロダクトの作りかえは先でAさんが先行着手して開発を進めました。3月あたりからAさんがが単独で開発を進めた後、4月頃に残りのエンジニアがサーバレスアーキテクチャに変更したプロダクトの開発作業に加わるという状況になったのです。Aさんがサーバーレスに対して技術的なアドバンテージがあり、他のエンジニアはディスアドバンテージがあったという状況です。

ここでモブプログラミングの出番が再来です。実はこのとき、チーム編成が多少変わっていました。チームに新卒の方が配属されていました。それと協力会社のひとがメンバーに加わっていました。モブプログラミングを開始することになるのですが、進め方としては、Aさんが残りのメンバーにTypeScriptの使い方をレクチャーしつつ、Aさんが作ったプロトタイプをプロダクトとしてきちんとしたものに変更していくというスタイルでした。2期はうまく行きました。新しいことを始めるのに、モブプログラミングはとても向いていると思います。当時の進め方について書いて見たいことはありますが、次の機会にしたいと思います。

現在:開発チーム4名,スクラムマスター1名,プロダクトオーナー1名

現在はモブしているのかというと実はしていません。モブが合わなかった、嫌になったとかではなく、モブを必要とする場面ではないとチームで判断しているからだと思います。今はモブプログラミングはしていませんが、ペアプログラミングをしています。3つのペアになったそれぞれの作業をしている感じです。ペアが当たり前に行われるようになったのは、モブプログラミングをやったことも多少影響していると思います。ちなみにペアプログラミングをしているときに、後からメンバーが加わるとモブプログラミングに変わります。私は会社でふらふら開発以外の作業をしているときがあるのですが、たまにメンバーのペア作業に混じってモブプログラミングっぽく作業に加わったりします。

モブプログラミングで得られたもの

ここまで書いた中では触れていませんが、私がモブプログラミングを実践して得られたものをまとめてみます。

  • みんなで一つの課題の取り組むと楽しい
    • 1人で課題を解決するスタイルからチーム全体で課題を解決するスタイル
  • 他人の作業を見ると学びがある
    • エディターの使い方やコードの書き方など
  • 集中して仕事すると4時間くらいで限界を向かえる
    • 集中力はもって4時間。8時間モブするのは厳しいなのでモブ以外に適度に雑務をする
  • 毎日振り返りができるで学びが早い
    • 1日の終わりに、チームでその日の作業のふりかえりをして、次に活かせる(フィードバックサイクルが早い)

参考

私が社外でモプブログラミングに参加したイベントをご紹介します。TDDワイワイ会です。このイベントは月一で開催しています。お菓子を食べながら、いろんな方とワイワイしながらコードが書けるので、モブプログラミングに興味がある方はぜひ参加してみて欲しいです。ワイワイがやがやしながらコードを書ける機会は貴重な体験だと思います。ちなみに私は娘と一緒にTDDyyχに参加しました。といってもこの時は、技術書典4の帰りで疲れていたので、モブプログラミングには参加せず、見学させていただきました。私は職場でやっているモブプログラミングと比較し、とても賑やかにコーディングする人たちを見て、職場でのモブもまだまだ工夫の余地があるなと思いました。娘はというと大人たちが楽しみながらコーディングする姿に、とても魅かれたようです。

まとめ

モブプログラミングは楽しくて、学びがあります。ぜひモブプログラミングをやってみてください。最後になりますが、私のつたない文章を読んでくれてありがとうございます。さて次はtakigawa401さんにバトタッチです(これをやってみたかった)。 引き続きモブプログラミング Advent Calendar 2018 をお楽しみください!